19世紀初頭から、西洋各国では日本を題材にしたピアノ曲や歌曲などの小品が、一枚刷りの大衆音楽楽譜(シートミュージックSheet Music)や楽曲集の形で数多く出版されてきました。日文研では、こうした音楽作品の楽譜資料を200点あまり所蔵しています。日本情報が現代より格段に少なかった当時、音楽で日本はどのように表現され、人びとの耳にどのように届いたのでしょうか――。19世紀初頭から音楽史・音楽産業史上の転換期と考えられる第一次世界大戦頃までを対象に、各作品について解説しています。

  出版年 タイトル 作曲者/作詞者/編曲者 出版地 編成 分類
1600 楽譜2 サメティニ アムステルダム オランダ
1870年 日本の目付ポルカ サメティニ アムステルダム オランダ